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映画はそんなに好きじゃないけど

音楽大好きな人が書く映画の感想

アメリカン・スナイパー

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戦争映画というのは基本的に「くすぶっている若者⇒入隊してめちゃくちゃシゴかれる⇒戦地へ派遣される⇒初めて人を殺してビビる⇒仲間が殺される⇒覚醒して英雄的な活躍をする⇒故郷に戻ってPTSDに悩まされる⇒日常に溶け込めなくなる⇒再び戦場へ」という流れなんだけど、アメリカン・スナイパーは前半でそれを完璧に見せてくれるんですよ。

とくに訓練シーンが秀逸で、さすがに『フルメタル・ジャケット』には及ばないものの、『ハートブレイク・リッジ』よりは確実に見応えがあった。
戦闘シーンもFPSゲームのようで面白かった(というかゲームが映画の真似をしてきたわけだが)。
スナイプシーンも良いし、煙幕が多用されているのもリアルで良い。

で、まぁ後半なんだけど・・・
「帰還兵のPTSD」という、戦争映画及びイーストウッド映画で何度も見せられたようなシーンが続くから、少々退屈。
イーストウッドが「戦争反対主義者でありながら、マッチョな男性性を捨てきれない人物」だというのは既知の事実なので、今更PTSDに苦しむクリス・カイルを見てもグッとこないのである。
尺が長すぎなんだよなぁ。

個人的ハイライトは、もちろん人間を的にしてダーツやるシーン。

2014年 アメリカ 132分
評価:5点
原題:American Sniper
監督:クリント・イーストウッド